近年、日本においても歯並びに対して、非常に気を遣う人が増えてきました。それゆえに矯正歯科に対する関心も高まっていることは、基本的には喜ばしい人です。
たしかに芸能人の美しい歯並びに憧れて、矯正歯科を訪れる人は少なくありません。矯正歯科の側でも、それらの患者さんたちの希望を叶えるべく、努力する事になります。しかし、ビジュアル的な見た目の美しさ以上に、私たちが忘れてはいけないことがあるのです。それは歯が生きていくための、非常に重要な器官である点です。このことを忘れてしまって、ただ単に見た目の美しさのために、矯正歯科に行くのでは本末転倒であります。体の大切な器官である歯の並びを調整することで、食べ物を咀嚼する能力を高めること。これこそが矯正歯科の最大の役割なのです。
これは矯正歯科に関心のない人でも、想像できることかと思いますが、歯が機能しない、つまり食べ物をまともに噛み砕けないと、非常につまらない生活になります。美味しい中華だろうが、イタリアンだろうが、歯で噛んで食感を堪能することが重要なのです。それが出来なければ、単なる点滴注射かサプリメントみたいなものです。ようするに矯正歯科を利用して、歯の機能を回復もしくは向上させることが、大切なわけなのです。
矯正歯科の最大の役割は、患者の「食べる」能力を取り戻してあげることなのです。矯正歯科に通う気がない人でも分かるはずです。全ての動物は生きる為に食べます。そして食べる為には、歯を使って噛み砕かねばならないのです。
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